協会の活動

第2回感染症研修会開催

去る11月7日(火)秋田県青少年交流センター(秋田市)にて秋田県ペストコントロール協会主催の第2回感染症研修会が開かれました。この研修会は平成17年1月に発足した秋田県ペストコントロール協会感染症予防衛生隊の即応力の向上・維持を目的として実施されているものです。今回は実地演習と茨城県で実際に行われた高病原性鳥インフルエンザ対策についての講演が行われました。会員各社から26名の参加、さらに各保健所、家畜保健衛生所などから9名の方々のご参加をいただきました。

記念品贈呈

記念品の贈呈

開会に先立ち、今年3月に退任された前中村副会長(有限会社秋田消毒会長)の功績を称え記念品が贈呈されました。有限会社秋田消毒河内信雄社長(写真右)が代理で受け取られました。


開講のあいさつ:秋田県ペストコントロール協会会長 金澤良浩

開講のあいさつ

「昨年度、発足いたしました秋田県ペストコントロール協会感染症予防衛生隊の研修会として今回は2回目の研修会となります。ここ2〜3年は高病原性鳥インフルエンザ問題が各地で発生し、各府県のペストコントロール協会がその対応の一翼を担ってきたということもあり、当面はこの鳥インフルエンザ対策を想定した準備、研修が課題となります。

しかし、感染症は広範囲にわたっております。いつどんな形でどのような感染症が発生するかわかりません。今後もこのような研修会を通して準備を怠りなくしておかなければと考えております。本日は実地研修を予定しております。実際の防護服の着脱方法等習得していただきたいと思います。また、茨城県ペストコントロール協会の梅沢会長が全国から引っ張りだこの中、秋田にお越しいただきましたので、貴重なお話が聞けるものと思います。

この研修会が皆様にとって有意義でありますことを祈念いたしまして、開講のごあいさつとさせていただきます。」


実地演習の説明:秋田県ペストコントロール協会 高階和幸

実地演習の説明

当日は雨天のため、予定していた車両消毒実習は中止となり、体育館にて防護服の着脱法について集中的な実習を行いました。


防護服の着用防護服の着用 防護服の着用防護服の着用

講演:茨城県ペストコントロール協会会長 梅沢謙二様

梅沢謙二様による講演

「茨城県における高病原性鳥インフルエンザ対策について」と題して、昨年茨城県で発生した高病原性鳥インフルエンザ事故への茨城県ペストコントロール協会の対応について、大変貴重かつ内容の濃いご講演を頂きました。


講演の様子講演の様子

閉講のあいさつ:秋田県ペストコントロール協会副会長 河内信雄

閉講のあいさつ

当日のタイムスケジュール

平成18年度 秋田県ペストコントロール協会感染症研修会
・平成18年11月7日/秋田県青少年交流センター
・司会:秋田県ペストコントロール協会 佐藤廣治
13:20 記念品贈呈
開講のあいさつ (秋田県ペストコントロール協会会長 金澤良浩)
13:25 実地研修についての説明 (秋田県ペストコントロール協会 高階和幸)
13:35 実地研修会場へ移動
13:45 実地研修開始
15:00 実地研修終了
15:15 講演:「茨城県における高病原性鳥インフルエンザ対策について」
講師:茨城県ペストコントロール協会会長 梅沢謙二様
16:45 質疑応答
17:00 閉講のあいさつ (秋田県ペストコントロール協会副会長 河内信雄)

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